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【特別定額給付金】 オンライン申請の方法

 


 

こんにちは。薬剤師のまるこです。

新型コロナウイルスによって影響を受けた家計への支援策である、特別定額給付金がありますよね。国民1人あたり10万円もらえるアレです。

健康に関する情報をお届けするブログですが、特別定額給付金の申請も心や体を健康に保つための、暮らしに関する大切な情報だと思い、記事を書かせて頂きました。少しでもお役に立てれば幸いです。

 

【特別定額給付金】対象者は?

・対象は、対象者4月27日時点で住民票がある人

・お年寄りも赤ちゃんも対象者です

・受給権者は、その者の属する世帯の世帯主

 

海外赴任で住民票がない人や428日生まれの赤ちゃんはもらえません。

 

 

【特別定額給付金】申請及び給付の方法

  • 郵送での申請方法

  • オンラインでの申請方法

 

この2つの申請方法があります。

基本的に、この方法しかありませんといった方がいいかもしれません。そのため直接窓口に行かないようにしてください。窓口での対人対応はしていません。

 

 

【特別定額給付金】郵送での申請方法について

特別定額給付金の郵送での申請方法について紹介します。

◆必要なもの

・市区町村の役所から送られてきた申請書

・特別定額給付金の振込先口座とその口座の確認書類

・振込口座の本人確認書類の写し

 

簡単な流れとしては以下の通りです。
① 市区町村の役所から申請書が封筒で届く
② 申請書に振込口座と口座の確認書類と本人確認書類の写しが必要
③ 申請書を返送
④ 振込、または現金でお金が給付される

送られてくる書類は下記のような書類です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【特別定額給付金】オンライン申請の方法について

◆必要なもの(PCを使う場合)

・世帯主のマイナンバーカード

・マイナポータルAPのインストール(インストール手順

・マイナンバーカードに対応するICカードリーダライタ

・ICカードリーダライタがない場合は、対応するAndroidスマートフォン(対応機種

 

カードリータライタ

PCで申請するときはICカードリーダライタが必要です。

■オンラインでの申請方法(マイナンバーカード所有者のみ利用可能)

 

▼まず、「マイナポータル」にWebブラウザーでアクセス。トップページ左上に表示されている「特別定額給付金の申請」の中の「申請はこちら」をクリック

マイポータルトップページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼次に、郵便番号を入力し「地域を検索」をクリック

郵便番号検索画面

 

▼ぴったり検索で「特別定額給付金」にチェックを入れ、下に表示される「この条件でさがす」をクリック

ぴったり検索

 

▼下記の画面で「特別定額給付金」にチェックをいれ「申請する」をクリック

 

▼次の画面で「電子申請ができます。」と表示されれば申請可能です。
「準備中」と表示されている場合は、受付開始までしばらく待ちましょう。

お住いの市区町村が申請可能かこちらの画面で確認できます。

 

▼「申請する」をクリックして、画面の指示に従って進めてゆくと、使用しているOSやWebブラウザー、マイナポータルAPがインストールされているか、マイナンバーカードやICカードリーダライタなど必要なものが揃っているか、といった要件をチェックする画面があるので、問題なく申請できるかをここで改めて確認します。

要件を満たしていれば、「次へ進む」をクリック

確認画面

 

▼申請時に入力すべき項目はメールアドレス、名前や住所などの個人情報、給付の対象者名(自分の世帯の家族など)、給付金の振込先口座情報などで、

これに口座の確認ができる書類・画像のアップロードが必要です。

メールアドレス、電話番号入力画面

 

▼記入にあたっては、画面の説明を読めば、迷うことはなくスムーズに入力を進めてゆけると思います。

マイナンバーのカードリータライタを使用するのは主に一部の個人情報の自動入力と、銀行振込先口座確認のための書類アップロード時の電子署名の時に使用します。

 

また、マイナンバーカードを読み取るときに「券面事項入力補助用暗証番号」が必要になるので、間違いなく入力しましょう。

3回間違えるとマイナンバーカードがロックされ、役所の窓口で解除手続きが必要になるそうです。。。

せっかくの電子申請ですので、お間違えの無いようご注意ください。

 

▼銀行振込口座確認のための書類は、振込先を指定した口座の通帳の表紙や、キャッシュカードの券画面像や、ネットバンクのスクリーンショットなど

「口座番号とカナ氏名等がわかるもの」が有効です。

私は、キャッシュカードをスマホで撮影し、使用するのが個人的には一番楽かなと思いました。ここは好みもあるので、自分のやりやすい方法でいいと思います。

送付書類登録画面

 

この書類をアップロードするときに、ファイル自体にICカードリーダライタ(またはスマホ)とマイナンバーを使って電子署名を行うのですが、「署名用電子証明書」のパスワード入力が求められます。
こちらも5回間違えるとロックがかかり役所でロック解除が必要になるとのことです。ご注意ください。

この電子署名を行って「送信」をクリックすれば、給付申請はすべて完了です。

 

 

【特別定額給付金】いつからもらえるの?

・東京の一部地域では5月1日からオンライン申請が開始されていますが、具体的な申請受付開始時期はそれぞれの市区町村にて設定されているので、お住いの自治体のHPで開始されているか確認してからオンライン申請を始めるとよいと思います。

・申請期限は、郵送申請方式の申請受付開始日から3か月以内です。

 

期間は短めな気がします。コロナで“今”困っている人対象の給付金なので、あまり先延ばしにしても意味ないですもんね。。。

なので申請書が郵送されてきたら、すぐ手続きを行いましょう!

 

いつ振り込まれれるかについて、総務省のHPでは「可能な限り迅速」と書いてありますが、詳細な日付までは明らかにはなっていません。

手続きを行った後は、stay homeで待ちましょう。

 



クラスター感染とは 新型コロナウイルスの収束の鍵

 

 

 

 

 



こんにちは。薬剤師のまるです。

今日は、連日騒がれている新型コロナウイルスの収束の鍵についてお話させて頂きます。

 

 

なぜ、新型コロナウイルスは、ここまで大規模な感染連鎖を引き起こしたのか。

2003年に世界的流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)は32の地域と国にわたり8000人を超える症例が報告され、死者は約900人。

今回の新型コロナウイルスは186の国と地域で400万人を超える感染症例が報告されており、現在もその数を伸ばしています。

 

SARS(重症急性呼吸器症候群)を大幅に超える勢いで感染が拡大したのはなぜなのでしょうか。。。。

そして、私たちは今、どのようなことに気を付けなければならないのか。。。

その鍵を握っているのは『クラスター』です

 

 

 

▼みえない感染連鎖

そもそもSARS(重症急性呼吸器症候群)と新型コロナウイルスの疫学的な違いをご存じでしょうか。

・SARS・・・ほとんどすべての感染者が重症化したために、すべての感染連鎖を検出し、それらをすべて断ち切ることに成功した

 

 

 

・COVID-19・・・多くの感染者が無症候・軽症でありすべての感染連鎖を見つけることはほぼ不可能。

 

 

 

当初、感染を確認するための指標は

 

「武漢市を含む湖北省への渡航歴がある」

「発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状を有している」

「武漢市を含む湖北省への渡航歴があり、熱かつ呼吸器症状を有している人との接触歴がある」

 

といった、3本柱でコロナ感染の患者の特定をおこないました。

しかし、、、、

これでは、発熱を起こしていない軽症患者や、すでに感染連鎖を引き起こしている(渡航歴のない)患者など、どうしてもみつからない症例が存在してしまいました。そして、「みえない感染連鎖」を引き起こしてしまったのです。

 

 

 

▼新型コロナウイルス大流行の謎

当初、新型コロナウイルスは、濃厚接触者からだれも感染がでていないケースが多くみられ、厚生労働省のクラスター対策班での研究グループの解析からも多くの感染者はだれにも感染させていないことがわかっていました。

 

しかし一方で、一人の感染者から5人以上の2次感染者を生むケースも。。。

誰にも感染させない場合と、たくさんの人に感染させてしまう場合と、何が違うのか??

流行初期段階では、なぜ、濃厚接触者からだれも感染者がでていないケースが多くある中で、世界的な大流行を引き起こしたのか、謎だったのです。

そのなぞを紐解く鍵が『クラスター』なのです。

 

 

▼問題となるクラスターとは

大規模な地域内流行が起こる条件として、

  • “クラスター(集団感染)の連鎖が起こること”
  • “非常に大規模なクラスター(集団感染)が起こり、そこから2次的に多くのクラスターが起こる”

 

 

◎クラスター(集団感染)の例

・ライブハウスでのクラスター

・カラオケでのクラスター

・送迎会でのクラスター

・家庭内クラスター

・職場でのクラスター

 

→これらは、緊急事態措置や、自分たちの対策として、防ぐことが可能。

 

その中で、どこにも属していないのに、感染している患者が問題!

例えば・・・

『一人暮らしでどこにも出かけてないのに感染しました』

『会社と家の往復だけの生活で、会社ではほかに感染者がいないのに感染しました』

 

このような、孤発例の周辺には必ずその感染源となった見えないクラスターがあるはずなのです。

 

 気を付けるべきことは

①クラスターを作らないようにする

私生活での工夫や、仕事での工夫。また、喚起された環境や、外であっても、集団で集まることは避けなければいけません。

バーベキューやキャンプといった娯楽も、複数人での開催はクラスターを招く可能性がありますよね。

 

②クラスターが発生しそうな場所に近づかない

どこで感染したのかの特定が難しく、感染源を辿れないため、とても厄介です。

また自分自身が感染源となってしまった場合も、どこで感染させてしまったかわからなくなってしまいます。

 

 

 

▼クラスター対策の一人ひとりの行動変容

クラスターを作らないように心がけるような行動が、求められています。

そのため、一番大切なのは、私たち一人ひとりなのです。

私たち市民一人ひとりの行動を変えてゆくことが、クラスター(集団感染)を防ぐのにとても大切であり、とても有効であるのです。

 

 



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